tukichikyuakai’s diary

発達障害児童、芸術関連のブログ

時間と空間、同時進行な話、映画の作り方について感想

こんにちはー

たまたま見つけたんですけど

サウンドオブカラー
~地下鉄の恋~

ワンダーランド駅で

という映画について
感想をのべたいと思います。


並べる理由は
単に
時間と空間が別々で編集されていく
という作り方が
面白いな~と
思ったからなんですが。

狙ったところは
ちがう
まとめ方だとは思います。



サウンドオブカラー
地下鉄
https://blog.goo.ne.jp/aili468/e/50f0c084f8ec3ae42cc64ccb91744b0c

熱く語っている方もいらっしゃいます

https://gamp.ameblo.jp/nijinotoride/entry-10054331515.html


上海と香港
場所がちがくて
同時進行
そのときそこで
彼彼女に
何が起こっていたか


私は、サウンドオブカラーに
まだで会えていない
近くにはないのだな
なので憶測ではあるのですが…
さりとて
鮮度がなくなっていくので
とりあえず
このブログは予測のまま
(サウンドオブカラーについてのあたり)
ここまでと
いうことで






こちらは絵本

https://www.amazon.co.jp/dp/4097273620/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_TFF14Z35VA2Y5Q30NG22?_encoding=UTF8&psc=1

絵本の地下鉄
もすばらしい

これは、地下鉄、
でなければならなかった

だって
みえない所を
進んでいくから

みえないところを進む彼女
の感覚
そして、溢れる音を
視覚化していく
(表現している)
絵本


意識であり
人生であり


(表現として盲目をとらえるなら
それは、誰にでも当てはまること)

子供の頃は
あった
その意識感覚、とか



はじめに
天使にサヨナラと
いわれて
少しずつ見えなくなった


たぶん、
ほんとには
天使は、
サヨナラをしない

盲目ならば
いつも寄り添って
いただろう


地下鉄を降りていく
絵は、
音がひびいている
空間を描いていて
湿った空気が漂い
うごめく気配があって
どこまで続くのか
降りていく
感覚


地下鉄

暗闇のなかを進む

音の世界


彼女にとって
視覚的には
音となってこんな感じで
迫りくるんだね


ゾウのように
溢れる落ち葉
たわわに揺れる木の
葉っぱ同士


おりたりのぼったり


彼女は
いろんな思いを
かんじながら
いろんなところへ
旅をしていった

飛ぶことを
ためらってはいけない
落ちることを
恐れてはいけない


盲目であるがゆえに
なんと
説得力が
あることだろう


おりたりのぼったり
地下鉄に乗っている人々も
ほら
みんな
目が見えてないよ


とらわれて
たすけてと
もやったその先に


ファンタジー
ありました
地下鉄にのってるのは
童話な仲間


自分でさえも
行き先、今いるところ
わからないのに
若いあの子は
道を聞いてくる


さがして
みた
記憶の中
延びた影は
道になりそこね
集合住宅は
囲われている



地下鉄は
利用しているのに
この頃から
彼女は
あまり
電車には乗っていなかったりする

走ってたり
飛んでたり
綱わたってたり


いくつもの挫折なり
絶望を経験して

また地下鉄に
乗ったとき
忍び寄る
タイムアウト
死の影


みんなさがしているのかな



彼女は
地上へでて
バラを抱えて
登っていく
横断歩道(?)の階段


その先の
切断された道


背景は
夕焼けなのか
黄色くて
明るいのだが、
断頭台みたいにもみえ
怖い感じもする


しかしながら
蝶はとび
変容のときを
促す


心に輝き始めた
かすかな光を
パラの花は
落ちていく


はっとした
瞬間


彼女は
軽々と
ターザンみたいに
振り子の原理で
別の世界に
移行した


さいごの
リルケ
盲目の女の詩
がすばらしかった








そして、下記
こちらも交差することのない話が
延々と続き
というのが同じ形式ではありますが。


二人がであったところで
終わる映画
ワンダーランド駅で

https://images.app.goo.gl/tFfhJZYxrRZDdYof8


ふたりはなかなかであえない


この映画は、
二本の映画を見ている気分で
ありまして
彼のそのとき
彼女のそのとき

はい、1カメさん!
はい、2カメそん!
たまに
すれ違ってた?ような

編集しながら
進むので
観客は

あー、そこ!
みたいな
まるで天使になった気分です


で、
最後にやっと
出会うのです



であって終わりでありまして
彼と彼女の物語は
わからないので
あーりまーす


なかなか
新鮮でありました